TGL(タッチ&ゴー) テクニックと飛行法まとめ

航空

こんにちはー!

現役ヘリパイロットのヤマとカワです!

今回の記事では今までのTGLの記事の要点をまとめています。

この記事を読むとTGLのテクニックや飛行法の重要部分を押さえることができ、

一回のTGLをうまく回ることができると思います。

結論から言うとタッチ&ゴーで一番大事なところは細かいことを抜きにすると

風を考えて外を見て計器のクロスチェックをしながら、

機体をコントロールする

これにつきます!

それができたら苦労しないわ!と思いますが、重要ポイントまとめていますので

訓練の助力ができると思います。

それではブリーフィングを始めます。

離陸滑走~アップウィンド

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3 wikiより引用

離陸滑走でアラインしたら

  1. アラインしてブレーキ踏む、
  2. 遠くの目標を取る(滑走路の先じゃなくもっと奥にある目標を取る)
  3. 風に立てるためにエルロンを風に倒す

アップウィンドに入った瞬間に風を体感する

  1. 離陸滑走時に立てていた方向にクラブを取る
  2. クラブは機軸を向けるようにする。ラダーで滑らせるものじゃない。

クロスウィンドをトレースする難しさ

クロスウィンドに入る前か後にレベルオフがあるので複合操作になるときがあります。

それでも以下のように

自分の機体の通るコースを地上に引いて地上目標の上を通る

風に流されていくのでバンクコントロールに注意

コースを確実にトレースできるようにしましょう。

ダウンウィンドから着陸フェイズ

離陸のフェイズから着陸のフェイズに移行しました。

着陸準備のため心を落ち着かせる

ダウンウィンド幅を維持するために風を考えてクラブを取る

ベースに入るときは旋回開始時期を考える

ベースからは接地点を意識

ベースでは今までの風を考慮した操作ができたかが大きく表れ始めるレグです

風を考慮した機体の持って行き方を意識(特にベースターン)

旋回しながらかロールアウトしてから降下していくためパス角のを目安に合わせる

ファイナルは3つの項目重要

ファイナルに入ったらコース、速度、パス角を意識しなければなりません

それを維持するために重要なことは

1.アライン(風)

2.パス(パワー)

3.姿勢(速度)

アラインを意識することは風を意識すること

パスはパワーを調整すること

姿勢は速度を維持すること

ランディング

着陸間は風が正面風でない場合固定翼はウィングローになります。

ウィングローからフレアを打ち降下率を和らげます

フレアは風を孕むように翼を操作

鳥が着陸するときにやるように

まとめ 

以上まとめになります。

細かい飛行法は過去の記事を見ていただけたらと思いますが、

どのレグにおいても考えているものの中には必ず風があります。

操縦に注意が行き過ぎると風を考慮できないことがあります。

ただし風を考えるあまり操縦を疎かにならないようにしなければなりません。

よく外を見て、計器をクロスチェックすることが大事です。

タッチ&ゴーは離陸から着陸までの流れをまとめた訓練です。

この中にいろいろやることが凝縮されているため、

密度の濃い訓練です。

これが出来ずにパイロットを諦めなければならない人もいます。

そんな人を一人でも少なくできればと思いこの記事を書いております。

もし感想や、質問があればコメント欄にお願いします。

それでは夢を叶えられるように!

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