こんにちはー!
現役ヘリパイロットのヤマとカワです!
10~20代のパイロットを目指したい人へ向けて
何を準備したらいいかを解説します。
ヘリパイだけ?
エアラインはー?
ラインパイロットにも関係すると思うよ!
結論から言います!
自分のやりたいことの見つけ方について
好きなこと、大事なこと、得意なこと
この3つ重なることが自分のやりたいこと
10代の方々にアドバイスでは
周りは仲間!自分の立ち位置を把握しよう!
20代の方々にアドバイスでは
お金と経験を貯めよう!
早いうちに何を準備する?では
ここでもお金、人との繋がり、勉強法を探す
それでは解説します
本当にパイロットを目指すのか?
やりたいことは本当にパイロットでしょうか?
何となくで目指すにはかなりハードルが高い職種になります。
途中でやめてしまうと時間と莫大なお金が無駄になるので
やりたいことの探し方は3つあります。
好きなこと
パイロットを目指そうと思う時点で
空を飛ぶことが好きだったり、パイロットかっこいいだったりと
憧れをもったから目指そうと思っているはずです
その好きなことや関連することを
いつも調べてしまう
パイロットやその関連することをいつもスマホで調べていますか?😊
大事なこと(価値観)
心の奥底で望んでいるものです。
簡単に言えば欲望のことです。
そして自分が価値を感じることで一生追い求められると感じるものです
得意なこと
やってて思うのが得意なことが一番大事だと思います
これは頑張らなくても無意識にできることです
こいつが世に言う才能です
自分の得意なことが分からない場合は
他人から褒められたことを集中して伸ばしましょう
自分の苦手なことを補おうとすると
伸びる速度が遅いため表に現れるのが遅いです
やる気がなくなるのが目に見えています。
パイロットを目指しても大丈夫!?
上記3点が重なる部分がパイロットならきっと
不運なことがあってもモチベーションを維持しながら
目指していける職業だと思います
今回参考にさせていただいた本はこちらです。
10代の方々にアドバイス
やりたいことの見つけ方でパイロットを目指せるなら
私が10代で感じたことでお役に立てればいいなと思います
読者の皆さんが間違った考えをしないように
周りが競争相手だと思った
採用枠があったり、自分がそれなりに勉強できると勘違いしていたので
競争に勝たないといけないと思っていました。
実際は仕事や夢の同じ目標に向かう
仲間なんだよ!
と過去の自分に言いたいです。
そこまで頭悪いとは思ってない
パイロット目指そうと考える人の多くは
学校の成績は悪くはないと思います。
ただし訓練の学校に行ってみると自分の能力が高くない現実を直視しなければいけません。
みんな頭いいです。
医者になるくらい地頭がいい人は
そう思わないかもしれませんが
才能あるしいい奴だし、
自分のレベルが思い知らされます。
自分の立ち位置を認識しましょう
立ち位置を認識したらあとは演じるのみ
自分の苦手や分からないところは
優秀な人に教えてもらいましょう!
頭のいい人も使えればこっちのプラスです!
20代の方々にアドバイス
フライトをし始めたのが20代だったのでここからは
特にフライトに関してお話しです。
覚えることがいっぱい
初めて機体を飛ばすには手順を覚えなければエンジンもかけれません
過去には手順を理解するといいましたが
初めてでは勉強時間は足りませんでした
とにかく飛ぶので精一杯です。
操作手順を覚えないと技術の向上なんてありません
やり方が理解できていないので、
とりあえず覚えることから始まります。
反復練習がとにかく大事です。
コックピット訓練が重要
訓練初期段階では知識も重要ですが
身体に覚えさせるのに時間を使った方が
有効です。
スイッチの位置や手の動きと
目の動きがチェックリストやプロセジャーリストに追いつくようにします
機体に座れない状況では
コックピットを再現して計器類を印刷し
自作しましょう
やる気があればできるはず!
一人では限界がある
自分の能力には限界や容量があります
学校にも同じ時期に入った人や
先輩がいるはずです。
助けを求めましょう!
自分一人でやっていくと孤立してしまいます
辛いことも多い仕事です
訓練前や訓練中は…
フライトするために金稼いでるけど
フライトすると一瞬でなくなる
この金で普通に生きていけるのに
そうまでしてパイロットなりたいの?
実際飛んでも…
天気悪い!風強い!
エンジン止まったらどうしよう!
お客さんやべぇ人来た!
このクルー最悪!
トラブった…111条の4メンドクサイ
こんなことがあっても周りと協力すれば
少しでも楽になることもあります!
一人でやっていくと
どうすればいいのか分からなくなります…
そして孤独に耐えられなくなって
死んだ方が楽なんじゃないかと考えたり
今日明日を乗り越えてもまた次の課題があり
死にたくなりしました
一人で操縦することは固定翼は少ないです
回転翼はまあありますが、
他人に頼ることを地上にいるうちに慣れときましょう
何かあったら助けを求めましょう
転職を視野に入れキャリアを考える
今の時代一つの会社に縛られる生き方では能力の向上は見込めません。
その会社だけで使える人間でも他では使い物にならない可能性があります。
特にヘリ会社は仕事内容に偏りがある会社がほとんどです。
昔には薬剤散布や電パトが主流で若くても経験を積んでいける時代でした。
今や薬剤散布はほぼなし、電パトもとって変わられるでしょう
仕事内容は時代によって変化していきます。
変化に対応できるように自分の人的資本をトレンドに投資していかないとパイロットとしては生きていけない
それなら必然的にトレンドに乗っている会社へ乗り換え続けていくことになるので、
一つの会社にしがみつくことは会社と運命を共にします。
人生よりも寿命が短い会社に…
20代でも実績が問われる
他の業界でも同じく20代でも実績が問われます
パイロットの業界は30代まで若手です。
30代は普通中間管理職ですが若手です。
若手で仕事をそんなに任せてもらえないのに実績が問われる世界です。
一生懸命やらないと転職先見つかりませんよ
今の会社にいるうちにパイプを作っておく
他社の人と積極的に交流しましょう!
お金は貯めれるなら多めに貯めよう
若いころお金は少ないですが経験には使いましょう!
正直今は20代で貯めとけばよかったと思います。
しかもインデックスファンドに投資しておけばとかなり悔やんでいますw
積立NISAへ20代の早いうちに満額ぶち込めればOKです。
早いうちに何を準備する?
10代や20代で速いうちに準備したらいいのかなーと考えるのはこんな感じでしょうか!
お金
世の中は金です
パイロットになる!と夢をもっても
お金がなければ訓練できませんし
生活するのもしんどくなります。
お金に関しての知識を得ると人生のHPが
高まります。
人との繋がり
幸運は人が運んできます。
パワースポットに行くのはほどほどにして
人との交流をしてください!
人との繋がりがあると就職先に困りません!
自分に合った勉強法
机に向かってやる勉強が合う人
身体を動かしながらの勉強が合う人
いろいろいると思います。
おすすめは車の運転しながらやる方法です。
事故らないように気を付けてください。
まとめ
今回の記事では
- 本当にパイロットを目指すのか?
- 10代の方々にアドバイス
- 20代の方々にアドバイス
- 転職を視野に入れキャリアを考える
- 早いうちに何を準備する?
について解説しました。
最初は自分のやりたいことの見つけ方について
好きなこと、大事なこと、得意なこと
この3つ重なることが自分のやりたいこと
10代の方々にアドバイスでは
周りは仲間!自分の立ち位置を把握しよう!
20代の方々にアドバイスでは
お金と経験を貯めよう!
早いうちに何を準備する?では
ここでもお金、人との繋がり、勉強法を探すです!
いかがでしょうか?
この記事をすべて読んでいただけた人は
きっとパイロットになる気持ちが強い人だと思います。
上で会える日をお待ちしています。
コメント
はじめまして、今年28歳でヘリコプターパイロットへの転職を検討している社会人です。
色々な記事を拝見させていただき、とても参考になります。
現役でパイロットをされている方がなかなか周りにはいないので、ぜひお話を聞かせてください。
お伺いしたいことは、働き方(転勤事情、家族との時間等)についてです。会社によると思いますが、ご自身の経験や見聞きされた情報があればお聞かせください。
よろしくお願いいたします。
こんにちは。
一生懸命書いている記事を読んでいただけているとは感激です!
今までの同僚でも他の業界からヘリパイロットになった人もいます。
現在の状況等細部をお聞きしたいと思いますので、
メールで詳しいお話しをさせていただきたいと思います。
それではよろしくお願いします!