こんにちはー!
現役ヘリパイロットのヤマとカワです!
ヘリコプターの着陸方法についてお話ししていきます
エアラインとの違いもありますので楽しんでね!
固定翼の離着陸法については過去記事がありますのでそちらを見てください!
離陸は省略します!!
結論から話すと…
だいたい固定翼もヘリも同じですw
一緒かい!!
だいたいって言ってるでしょ~
でも降り方を工夫すると固定翼より横風に強いんだよ!
だいたいおなじですが違いについて解説していきます。
一番大きな違い
ヘリコプターを思い浮かべるとホバリングをイメージすると思います。
まさにその通りで、前に進んでいる状態から浮かんでる状態に
減速して止まるのが一番大きな違いです。
固定翼は接地前にフレアをかけて(機首を上げる)減速していき
速度はある程度残して失速する直前にタイヤが地面に着くように降ります。
どんなに飛行中良くてもお客さんからは着陸が上手くいかないと
「今回のパイロットは下手だ」と言われてしまいます。
可愛そうですねー
ヘリ場合着陸方法はこのようになります。
横風に強い ヘリは最悪でもオフセットアプローチできる!
固定翼は滑走路に真っ直ぐ降りないといけません。
そこでネックになるのが横風です。
横風の対処方法は以前記事に書きましたが、
クラブ、ウィングローのどちらかか、組み合わせで進入していきます。
進行方向と車輪の向きが違うと
車輪が壊れてしまいます
ウィングローでも翼地面に擦ったら大変!
傾こうが、ズレようがホバリングすればいいし
最悪オフセットアプローチすればいいです
オフセットアプローチについては、こんな感じで操作します。
こんな着陸方法もあります
これは右横風を想定していますが、逆でも応用できます。
滑走路に着陸する方法ですが
進入方向が限られる場外でも
もしかしたら応用できるかもしれませんね!
やっぱり背風に弱い
飛行機も大きい機体ならともかく、小型機ならもう背風がしんどいです
1.ファイナルでもGSはついてるので、降下率は高い
2.減速しても止まらない
3.降下率高い+速度少ない=セットリングに入りやすい
一番はセットリングに入りやすいことが大きいです。
いろんな会社の機体がセットリングで事故を起こしています。
注意で優先滑走路で追い風でもタイミングを見て風に正対できる方向から着陸しましょう。
まとめ
今回の記事は強風時ヘリコプターの着陸方法!
エアラインとの違いについて解説しました。
小型機といえ億する機体ですが、エアライン様のような大きな機体じゃない分、風の影響を大きく受けます。
もし自分が操縦しているときに風が強かったらどうしようか考えておくことが大事で、
今回の記事のような知識を頭の片隅にあるだけでも、
フラッシュバックするタイミングがあると思うので
そのときにお役に立てたら嬉しいです。
それでは今回はここまで!
感想や相談事などなんでもいいのでコメントいただけたら嬉しいです。
グッドラック!!
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