ブリーフィング11 TGL(タッチ&ゴー)とクロスウィンド飛行法

航空

こんにちはー!前回の続きでアップウィンド~クロスウィンドブリーフィングをしていきます。

前回の記事は離陸滑走からアップウィンド辺りを記載していますので

初めから読みたい人はそちらからどうぞ。

リンク張っときます。

 

今回の記事では操作の部分とコツについてお話していきます。

この記事を読むと注意点が分かるので自分の今後の訓練がうまくいきやすくなる?

と思うのでぜひ次の訓練に繋げてください。

それでは続きになります。

アップウィンド~クロスウィンド

飛行機では離陸してアップウィンドに入ったとき一応の離陸姿勢を取って

トリムも取ると離陸滑走をしているときよりは緊張が緩むと思います。

タイヤの振動や機体の振動が離陸することで少なくなるので音もよく聞こえると思います。

アップウィンドの経路

場周経路のアップウィンドを飛行する際前方に目標を取っていると思いますが…
その目標は滑走路上にいるときとアップウィンドにいるときで

ちゃんと同じ目標が取れてますか?

実際上がってみると手前しか見えない滑走路で取った目標は

近すぎて上昇中見失うときがあります
目標は「前方の丘のてっぺん」よりは

「丘の奥の山の稜線の凹んだとこ」

のように奥の目標をとります。

目標に機首を向けて離陸上昇をしていると普通は風に流され

滑走路の延長線上を飛ぶのではなく風に流された湾曲した経路を飛ぶようになります。

左回りの場周経路では

滑走路の右からの風だとクロスウィンドが狭くなってしまいます

次の操作が大変になります。そのため

クラブを取りましょう

自分が向いている方向と機体が進んでいる方向は

ベクトル図をイメージすると分かる通り違います。

ベクトル図が何か分からなければこちらを見て勉強してください。


学校によっては、各レグ(場周経路のアップウィンドなどのコースをレグといいます)

にある地上目標を何個か覚えてそこの上を飛べと教えています。

奥の目標と手前の目標を繋いだ線の上を飛んでいけばOKです。

注意でクラブを取るということは

ラダーで玉を滑らすことではありません。

機軸を風にたててベクトルを合成した結果

滑走路の延長線上を真っ直ぐ飛行するということです。

これは全部のレグで使うことなので頭に入れましょう。

レベルオフ

離陸上昇をしていくとそのうち場周経路を回るための高度に達するため、

上昇から水平飛行に移行します。

これをレベルオフといいます。

離着陸訓練では乗り心地は考えないものですが、

もし今後乗り心地を気にする時期に来たら使えるテクです。

上昇降下から水平飛行に行く際にいい操作の目安になるのが昇降度計です。

上昇時は特に上昇する速度と水平飛行する速度の差がある場合が多いと思いますが、

ゆったりとした乗り心地+上昇に使ったパワーを速度に変換にするには

レベルオフする500ft前で上昇率500ft/mにする

このときはパワーは上昇時のままで姿勢を少し下げて上昇率を合わせていきます。
そこから段階的にレベルオフ(姿勢を下げる)していきます。

400ft前で上昇率400ft/m

300ft前で上昇率300ft/m

200ft前で上昇率200ft/m

100ft前で上昇率100ft/m

このように高度と上昇率とを一致させるように姿勢を下げていきます。

最終的に巡行する速度になる姿勢にしてレベルオフ完成です!

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旋回してクロスウィンドへ

クロスウィンドに入るわけですが、

実はだいたい上昇中にアップウィンドからクロスウィンドに入ることの方が多いです。

運よくレベルオフ後に旋回が来れば儲けもんです。

上昇中に旋回をしていくわけなので複合操作になります。

上昇旋回ですね!

旋回方向の目標を確認しどこまで向けるかを見た後

自分の機体の通るコースを地上に引きます

この目標を確認することとコースを自分で引いて

その上をいければ慣れてきた証拠です!

旋回するにはバンク・ラダー・パワー・バックプレッシャー

が必要になります。

1.バンクは旋回したい方向に倒す

飛行機は特にプロペラの反トルクの影響で左旋回が簡単にバンクが取れます

何も考えずに操作するとバンクが大きくなるので気を付けましょう。

バンクを取る操作はただ倒せばいいってもんじゃなく、

倒す際は外を見て水平線をこれくらいがバンク〇°の傾き!

に合わせた後止めます。

止めるのも気持ち傾く速度(バンクレート)を抑えるイメージで止めてやります。

そこでバンクが決めた角度かAIで確認します。これが

バンクをとるです

2.そのままだと高度下がるからパワー出す(上昇中はそのままのパワー):
パワーは上昇中なので特に触らないですが

パワーを出すということはその分ラダーが必要になります。

一気にパワーを出すと一気にラダーが必要になります。

3.ラダーでつり合いをとる

パワーとラダーは繋がっていると思ってください。

ラダーを踏まないとどうなるか?

多分エアラインだったらお客さんから苦情が来ることになります。

なんせ後ろの座席に座ってる人は壁に押し付けられることになりますから!

これが機体が滑るといわれているやつです。

永遠のゼロで宮部が弾丸をこれで避けてましたねw

4.バックプレッシャー(引く)で旋回する

(5.トリムを取る)

理想はこれを一緒のタイミングでやります。両手両足を使います。

私は最初バンクを入れるとこから始めますが

1.2.4は同時で3が調整という感じでしょうか?

人によって好みがあるので自分のいい感じなところを探しましょう。

あとは目標が正面に来る手前でロールアウト操作をして

クロスウィンドに入ります。

クロスウィンドは短いと思いますが、

だいたいクロスウィンド入ったら次のダウンウィンドを確認します。

他の機体はいるかなーコースはどこかなーを見ながら考えましょう。
そしてだいたい風は右から吹いてるのでクラブを取って真っ直ぐ飛行できるようにしましょう。

今回はここまで!

次回はダウンウィンドのお話をしていきます。それではまた~


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