ナビゲーション(航法) 天候の悪い日の飛び方

航空

こんにちはー!現役ヘリパイロットのヤマとカワです。

今回もナビゲーションで天候が悪い日の飛行方法について解説します。

この記事を読むと

天気悪い日に飛ぶときの考え方と対処法が分かり心配事が減ります!

解説していきましょう。

教科書には…

  1. 天気悪い日に飛んではいけません。
  2. 上下雲の間に入ってはいけません。
  3. そもそも天候予察をしなさい。

そんなこと分かってますよ先生!

そうじゃないんだ!

お天気が悪い中に飛んじゃったから、どうにかしてくれってやつです!

教科書に書かれてある天気悪い中に、飛んだらこうしなさいの内容は

極限に悪い時にどうしたらいいか

実際のところ

訓練でそんな中飛びませんよ!

でも微妙な天候で心配になるんです。隣の教官は訓練生がどう判断するか

楽しそうに見ています。

一番やっていけないのが

  • 慌てて何となくで操作する
  • ぼーっとする

(考えて行動に現れない)

やらかすと評価はがた落ちです。

気を付けてください。

対処方法

微妙な状況とは

  1. 雲が飛行高度にある
  2. 降水があるけど視程はまあまあ
  3. 風でけっこう揺れる

雲が飛行高度にある

自分の正面に雲があると同高度か分からないと思います。

目安は水平線と同じ位置に雲があれば同高度です。

このときの対処方法は…

高度を変えるのが楽です

最初決めたコースを変えようとするとオンコースはどこか分かりません

高度を変化させるだけならコースから大きく外れることはないでしょう。

注意点は…

最低安全高度に気を付けましょう

下げすぎたら初めは怒られます。

続けると良くないことが起きます。

降水があるけど視程はまあまあ

今後の雨の降り具合が心配ですよね?降水があるだけでは大丈夫ですが、

そのせいで視程が悪くなるとダメです

VMCが維持できなくなる前に、判断が必要です。

降水がある中高度変えても、大きくは改善しません。

訓練中では…

コースを変更する

引き返す

一方仕事では目的地に行かないと仕事ができません。

大体は目的地に行って何かをするのが仕事なのでどうにかして向かいます。

天気悪いです帰りま~す。

では済まされません。

目的地に向かう努力をします

風でけっこう揺れる

エアラインでもよくやっていますし、ヘリでもよくやってます。

対処法は…

高度を変更する

つまらんですね…

でも風の対処なんてそんなもんです。

後は山へ近づく角度を変える程度です

風で落とされるような激しい揺れは、すぐにでも引き返してください。

考え方

天気が悪い中フライトするのはかなりストレスがかかります。

ナビゲーションをする、仕事をする、

フライト目的によって考え方を変えなければなりません。

ナビゲーションは航法をするフライト

訓練は航法をするのが目的です。

ナビゲーション訓練中の天候判断は、航法の目的を達成するためには?

を念頭にどうしたらいいかを判断する

仕事は…

エアラインは目的地に安全に向かうこと

ヘリは目的地に行って何か仕事をすること

ヘリは到着が目的ではなく、お客さんの目的を達成するのが目的です。

目的ばっかりでうるさいですが、天気が悪かろうが安全に達成できればOKです。

どこかに向かう場合、航法しながらオンコースするのもいいですが

目的地へ着くための迂回や待機、コンプライアンスと法律を守る運航判断が大事です。

まとめ

今回は天候の悪い中飛行する際の考え方や、対処方法を解説しました。

考え方については、

フライトの目的はなんなのかをもとに判断

対処方法については、

高度を変えるかルートを変える

一番この記事で覚えてほしいことは、フライトの目的はなんなのか認識し、

フライトに臨んでほしいと思います。

以上参考になれば嬉しいです。

どうもありがとうございました!

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