ブリーフィング① 初めてのフライト

これからパイロットとして訓練が始まる!

4月、地上での教育を受けた後ついに待ちに待ったフライトが始まった!

今回のカリキュラムは試運転の後、教官が一回TGLを見せてくれる

初めにブリーフィングを教官から受けた

教官:焦らず落ち着いて基本を大切にすること。

今日のうちに疑問を解決すること。

シミュレーターとの違いを実感し、ラインマン(シグナルマンやマーシャルともいう)

との意思疎通や機体の振動を体験する。

思い切ってやること。

エプロンの歩き方に注意すること。

はい~緊張で頭入りませんw

天候はWIND CALM 9999 FEW250 17/7 A3018

風は無いか弱い、視程は10km以上 雲はほぼなく気温は暖かい一般的には春の陽気

試運転だし特に気にすることじゃない

飛行前点検をして各部の状況を確認後ドキドキしながら乗り込んで、

ハーネス(シートベルト)をつけたら機内の点検をする

「それではエンジン起動します」ラインマンにシグナル送ってスタート!

動いてくれの前に手順合ってた?教官に怒られない?エンジン壊れない?

いろんな不安がいっぱいでも動いてくれた!

エンジンかけてエンジンの点検はエプロンじゃできないので他の機器の点検

終わったら、グランドにコンタクトしてラインマンにシグナル出してタクシーアウト

(やることいっぱい)

ランナップエリアまでタクシーするのにふらふらしてセンターラインを跨げないw

ランナップエリアでエンジンの試運転をした後滑走路にグランドにコンタクトして

その後タワーに移管された後に遂に離陸!ここから教官がI HAVE.

一回場周(トラフィック)を回って着陸

後はタクシーインしてエンジンカット

指導事項

  1. パワーレバーを握るときに小指をディテントにかける癖がある
  2. ICSの必要なときと必要でないときが明確じゃない
  3. タワー・グランドとの交信が不正確
  4. タクシーの際機体を旋回させるときブレーキを使っている
  5. ラインマンとの手信号の送受信が一歩通行

はじめての実機訓練をしての感想

初めての実機はシミュレーターと違い周りの人や物の動きが加わり、全く違う感覚だった

しかもチェックリストでシミュレーターやコクピット訓練でもしなかったミスをした

これをしないように日々の訓練をして失敗の無いようにしたい


さてさて…

つらつらと昔の記録を見ながら思い出しながら書いてみましたが、

10年以上も前の記録を引っ張り出すとは思わなかったです。

こんな個人的なものを披露していくことは恥ずかしい気もしますが、

自分の失敗を公表することで訓練生が愚者ではなく賢者になれるように

手助けができればと思います。

そして求められているのは失敗談と航空に関する知識かなと思いますので、

当時は何のためにやっているのか全く分からず手順だからといって操作等をしていました。

その根拠を分かりやすく嚙み砕いて伝えたらな~と思います。

そしてこのブログがお堅いものにならないように航空関係じゃない息抜きな記事も書いていこうと思います。山と川はアウトドアだしね!


 

コメント

タイトルとURLをコピーしました