航空機を操縦するということは
XYZ軸の3軸とパワーをコントロールすること。
今回の記事を読むと高度や速度が諸元が狂いまくっている状況を
一気に狂わなくなるほどのやり方が分かります
この記事を読んでフライトを上手くこなしてやりましょう。
航空機の操縦って?
昔飛行機、ヘリコプターに乗って仕事をしている。
「俺パイロットなんだー」と他人に言うと、
「へー!飛行機orヘリコプター運転してるんだー!」
と、幾度となく言われました。
一般人は乗り物に乗る行為はだいたい車輪のついた車しかないため、
「乗り物=車輪のついた車」しか認識できません。
当然です。
ヘリや飛行機は特別なんですから。
運転は「転がして運ぶ」・操縦は「縦を操る」
転がしている2次元から縦方向がプラスされて3次元だということが漢字からも分かります。
ロール:X ピッチ:Y ヨー:Z この3軸を操らなければなりません。
そしてこの3軸に大きく影響するのがパワーです。
3軸の操作+パワー(出力)調整=操縦
これをまずは前提に進めましょう
初めは苦労の連続
初めの頃はどうしても真っすぐ飛ぶのができずに苦労します。
旋回するにも高度が200ft上がった・速度が少ない・玉が飛んでる・上昇してるから出力下げる?
でも速度少ないから出力上げる?
訓練を始めたばかりの頃は、何ktの姿勢がどれくらいで、
出力がどれくらいかが教えられると思います。
それを守っていてもあくまで基準です。
搭乗する人数や搭載燃料いわゆる離陸重量、着陸重量、重心位置及び重量分布によって
変わってきます。
それを毎回把握しながら訓練をしているでしょうか?
今日はいつもより重いから出力いるな~とか滑走距離が長くなるなーとか把握しているでしょうか?
心がけること
XYZの3軸がメタメタでどうしようもないなら、
最初はパワーをある値に決めて止めてみましょう。
それに合わせて玉を中心にしましょう。
これであとは2つの軸のみをいじればいいだけです。
パワーをいじりたくなる気持ちを抑えてください。
水平飛行ならバンクを0にして、ピッチを任意のところに止める。
そうすると高度が上がるのか下がるのかが現れます。
ピッチをまた修正して昇降計が0になるところを1度単位でピッチを調整してください。
そうすると水平飛行ができます。
ちょっと!速度は?の声が聞こえてきますが速度はその後で十分です。
50ktも100ktも違うわけでなければある程度の変化で戻せます。
ただし一気にパワーを増減させないようにしてください。
ようやくつり合いが取れたのに大きく増減させると全部崩れます。
初めのうちはゆっくり増減させてください。
これは前提として高度を気にしていません。
高度を合わせたいなら100ft以内であればピッチだけの操作で修正可能です。
希望の高度に達したらまた水平飛行のピッチに戻せばいいだけです。
まとめ
水平飛ができなければ
- 出力を止める
- バンクを0度ピッチを任意
- 昇降計を気にしつつレベル飛行へ
ここまでできればあとは速度だけです。
考え方を変えてみましょう。
高度と速度がずれているからそこを直そうとするときに出力をいじるより
ほかのところから直すようにしましょう。
以上参考になれば嬉しいです。ありがとうございました。
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