フライトで大事な考え方について

航空

こんにちはー!

現役ヘリパイロットのヤマとカワです。

今回は過去のブリーフィング内容を読み返し

今読んでも大事だなと思うところを

お伝えしたいと思います。

先生の話しは昔分からなかったり

実感がわかなかったりしましたが

実際飛ぶ身になってそうだなー!

と思う指導があります。

今回は第1段としてお話しします。

前書きが長くなりました

今回の記事を読むと…

現役ヘリパイが実感した大事な内容を知って自分のフライトに活かせる

と思います

操縦桿の使い方

「せっかちさんの多い」ヘリパイロットは

ズレた諸元は早く直したいので

大小さまざまな操作を繰り返すことが

「性格的」に多いです

風が強くクラブを取らないと真っ直ぐ飛ばない!

例えば

  1. 流れたら直ぐ戻す
  2. クラブ量が分からない
  3. 適当に戻す
  4. また流れる
  5. 1に戻る

操縦の慣れていない段階では

やってしまいがちです。

基本皆さんが操縦と考えると操縦桿を握って

機体を操作するのが当たり前だと考えていると思います。

一度こうだと決めた姿勢で

さらに経路や諸元が変化するなら

そこを基準に修正すると

基準ができるので

修正量が判断できます

ロールアウトのコツ

旋回から直線飛行に移る際

何となくでバンクを戻していませんか?

ここでも前方目標を取るのが大事です

バンクを戻し始めるタイミングは

計器飛行と違いその時によって違いますが、

考え方は使えます!

計器飛行はバンク角の3分の1前を基準に

ロールアウト操作を開始します

有視界飛行もそうやればいいですが

15度バンクで5度前に操作できます?

できませんよね!

私含めてそんな人はこのやり方を

おススメします!

ラダーの使い方

WP(ウィスキーパパ)の

パイロットさんもラダーの操作について

以前ツイートしていましたが、

ラダーはすごい大事です!

スティープターンはラダーが✖だと

一生上手くいきません

真っ直ぐ飛ばすにも、

旋回するにも、

ラダーは大事です!

ホバターンは一つ注意があります。

ホバターンは当て舵する量操作したら

いけません

必要な量を入力して待つ!

操作ではなく入力です!

軸線と姿勢

軸線を真っ直ぐに保つフライトは

離着陸や直線飛行です

大体ヘリがやる仕事は

この離着陸と直線飛行の基本が出来ていれば

程度の差があるにしろ

なんとなくできると考えています。

その基本が軸線と姿勢です!

自分の癖

みなさんの操縦の癖はなんですか?

訓練中に教えてもらうのが一番

手っ取り早いです!

自分で気づく方法?

慣れてないうちは力が思いっきり入って

体中痛くなります

この痛みから無駄に力が入る場所

理由を考えていけばきっと見つかります!

飛行後の対応

飛行後の振り返りが大事なことは

過去お話ししました。

今回のフライトが今までと比べてどうだったか

何が良かったか

何が悪かったか

いろいろ悪い中どれが致命傷なのか

振り返って次に活かしましょう!

まとめ

操縦が下手な自分はいろいろ言われてきたけど、

それが今財産になってみんなに伝えられたらと思います。

振り返り大事です!

新しいこと始めるときも振り返って

自分がどんなこと教わったかを思い出し

次に活かしましょう!

それではまた!

グットラック!

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